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浅煎りドリップコーヒーは難しい!おすすめの入れ方【練習してみた】

 

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前々から、浅煎りのコーヒーをペーパードリップで入れるのは難しいと思っていました。

豆の上にお湯を注いでも、深煎りコーヒーのように吸収されていかず、フィルターの中にどんどんお湯が溜まって池のような状態に……。池のお湯がなくなっていくのを、ただ時間の限り待っていました。

色々調べた結果、この方法は全然ダメだということが分かりました。

コツを掴めば簡単だとわかったのですが、自他共に認める不器用のため、すぐにはできず3回目でやっと成功しました。具体的に紹介していきます。

 

 

浅煎り豆をペーパードリップで抽出する基礎知識

90度~95度で抽出する

浅煎りは深煎りよりも高い温度で抽出するのがセオリーとのこと。具体的には90度〜95度。

浅煎り豆の特長である酸味は低温で抽出されやすいですが、高温でしか引き出せない酸味もあるらしいのです。完全に逆をやっていました。

 

抽出時間は短め

このあと説明しますが、2分程度でさっと抽出するのが良いそうです。酸味は早い段階で引き出されるので、時間をかけすぎるとコーヒーに雑味が入ってしまうようです。

 

中細挽きにする

ここはおすすめにしたがって素直にそうしました。

 

抽出方法を学ぶ。意外に簡単そう!?

とてもわかりやすかったのが、ONIBUS COFFEEさんの記事です。

 

onibuscoffee.com

今回は上記の方法に従って作っていきます。

 

また、細かい部分は異なりますが、下記の動画もイメージを掴むのにとても役立ちました。

 

youtu.be

 

実際にやってみた!

手順の通りにやってみた

用意するもの

キッチンタイマースマホでもOK)

・中細挽きにした豆 14g

・コーヒードリッパー、ペーパーフィルター

・ケトル

・温度計(なくてもOK)

 

沸騰したお湯を少しだけ放置すると90度~95度になるので、温度計はなしでもOKです。実際に測ってみましたが、沸騰後のケトルの蓋を空けて20~30秒経つとそのくらいの温度になりました。

さて、お湯の準備ができたらタイマーをスタートしカウントアップして、

お湯「40g」を10秒で注ぎ→30秒間蒸らし、

その後30秒ごとに「80g」「60g」「45g」 注いでいくだけです。 

 

 

……

 

 

あっもう全然ダメ。

 

注ぐごとにタイマーを0にリセットしなきゃいけないし、

カウントされていくタイマーとスケールの数字を両方意識しなければいけないので、混乱してよくわからんことになってしまいました。

こういうことが手際よくできないのです。

 

改めて練習、リベンジ

ある程度、呼吸、リズム感をつかむ必要があると思います。動画を再度見直しました。

勘所のいい人なら一発でできるのかもしれませんが……。

コーヒーを用意しなくても、水入りのケトルと空のカップを用意して、どのくらいのタイミングで注ぐのか数回練習してみるといいと思いました。

 

タイムスケジュールの整理

何分になったら何をする?というタイムスケジュール(大げさですが……)を自分なりに整理し直してみました。

 

0:00 蒸らし注ぎ 10秒以内で勢いよく、

    スケールが40gになるまで注ぐ。できればかき混ぜる

 

〜蒸らし(30秒になるまで)〜

 

0:30 1回目注ぎスタート(スケールが120gになるまで注いでいく)

1:00 2回目注ぎスタート(スケールが180gになるまで注いでいく)

1:30 3回目注ぎスタート (スケールが225gになるまで注いでいく)

 

~お湯が落ちきるまで待つ。3:00にはフィルターを外す~

 

ついにできた

私のような不器用でも3回目で何とか満足できるものになりました。

苦味のない、甘くまろやかなコーヒーが仕上がりました!

やはり多少技術は必要かと思います。

スペシャルティコーヒーのカフェでハンドドリップが別料金になっていたりすることがありますが、店員さんの腕に価値を払っているんだと思います。素人がいきなりできても困ると思います(開き直り)

 

フレンチプレスを使えばいいじゃない

フレンチプレス(コーヒープレス)を使えば、お湯の温度と時間を守ればほぼ失敗なく抽出ができるので、割りきってこれに頼るのもありだと思いました。

フレンチプレスについては、また改めて書きます。

 

amazon.jp

 

まとめ

浅煎りコーヒーをペーパードリップで作るのにはコツがあり、若干の慣れが必要だと思いました。

さっと作れればかっこいいですが、せっかくの豆の良さを引き出すためにもフレンチプレスとの併用を検討したいと思います。

それではまた。